これまでインターネット接続は家庭のパソコンからの接続が主流でした。しかしiphoneをはじめとするスマートフォンの普及により、インターネット接続のデバイスはパソコンの独壇場ではなくなりました。2015年の調査ではスマートフォンからインターネットに接続するユーザーの数が、パソコンからインターネットに接続するユーザーの数の1.8倍であることがわかっています。爆発的にユーザー数を増やすスマートフォン向けに、モバイルアプリの開発が盛んになってきました。
アプリの作成は、これまで高価な開発環境や高度なプログラミング知識が必要であり、新規参入は困難でした。しかし近年、開発環境が整ってきたり、HTML5ベースのプログラミングをすることで、中小企業や個人でも比較的容易に開発することができるようになりました。また、自ら新しいアプリを作成する以外に、低コストなサービスを利用する方法もあります。クラウドソーシングサービスを利用する方法が挙げられます。
在宅で副業としてプログラミングをしている人に、クラウドソーシングサービスを通じてアプリ作成を依頼するのです。案件の難易度によりますが、5万円くらいの予算で開発できる場合もあります。そのほか、パッケージ化されたアプリをカスタマイズするASPサービスもあります。ASPだと初期費用を抑えることができ、ある程度希望に合うようにカスタマイズしてもらえます。
月額料金は数千円~数万円です。