福利厚生として人気を集めているものの1つに社食サービスが挙げられますが、これから社食サービスを導入するのであれば、いくつか気をつけなければならないポイントがあります。社食サービスの導入を検討しているのであれば、そのポイントについてしっかりと把握しておく必要があります。その1つに挙げられることが、社食サービスを設置するにあたって必要な面積があることです。炊事場と食堂のスペースをそれぞれ設ける必要があり、食堂スペースの場合には、一人当たり1平方メートル以上を設けることが求められます。
これは労働安全衛生規則にも掲載されていることであるため、まずはこれらを把握しておくようにしましょう。写植サービスを導入するにあたり、栄養士が必要なのかと気になるかもしれませんが、1回300食、もしくは1日750食以上の食事を提供するとなった場合には、栄養士を必ず配置する必要があります。栄養士の仕事は非常に幅広く多岐に渡ります。献立を作成し食材を発注し、その他にも食品管理や衛生管理など、調理だけが仕事では無いのです。
栄養士は社員がどのようなメニューを選んでも栄養バランスが整えられるような献立を工夫する必要があります。職場により、栄養士が利用者に対して栄養指導や健康相談を行うこともあります。そして近年では世界的に感染症が流行したことで、食堂スペースにおいても、席の数を減らさざるを得ない状態です。その他にもパーテーションを設置したりアクリル板を設置するなどのことも求められています。
これらのことを考えると、中小企業においてはこのような状況での食堂の設置は少し難しくなってくることでしょう。