近年企業では福利厚生の代行サービスが人気を集めています。代行サービスには様々な提携先があるため、契約をすればたくさんの提携先を従業員に利用してもらうことができるようになります。中小企業では福利厚生を導入するのに苦労することもありますが、代行サービスはたくさんの加盟団体や会員を抱えており、大企業に引けを取らないような充実した福利厚生を提供しています。実際に大企業でもこうした代行サービスに登録している会社は多いため、同じサービスを利用すれば同水準の福利厚生にできます。
現在日本には大手代行業者が4社あり、この4社が市場の9割近くを占めています。いずれの代行業者も従業員1人あたり月会費が発生しているので、積極的に利用したほうが良いのです。ホテルなどの宿泊施設の他、水族館や博物館、アミューズメント、温泉、映画館など使える先は様々で、最近では健康を意識して人間ドックを割引で利用できるものもあります。全国に複数の利用先があるため、地方格差がないのもメリットです。
代行業者を使っていると割引券をオンラインで簡単に申請できるため、使いたくなったときにすぐに利用できるのも良い点でしょう。割引率や使用条件などは各施設によって異なるので、利用前に必ず詳細を読んでから申請しなくてはなりません。利用回数の制限も特にないので、利用できるだけ利用したほうが自分も得ですし、会社側も契約しているかいがあります。こうした福利厚生先の拡充は従業員の満足度を上げ、職場手の定着率アップにも貢献しています。