2000年から日本では、共働き世帯が急上昇をしています。女性は以前は結婚をしたら家庭を守るという暗黙のルールがありましたが、それが現在では経済共同体という立場になり、夫婦で互いに収入を得て家庭を維持する趣向になったわけです。すでにアメリカやイギリスでは、互いに働いてお金を稼ぐスタイルは一般的でした。やっと日本も古い慣習を捨て去ったといえます。
各企業でも共働き世帯を応援する動きを見せており、われわれにとって身近な社食サービスで新しいサービスを用意されるようになりました。簡単に事例を見ながら解説をしていきましょう。それは社食を持ち帰られるというものです。通常は昼の休憩時間にお腹を満たすのが目的のサービスで、その場で料理を食べるのが基本です。
カレーや親子丼・トンカツなどを定食スタイルでいただくわけですが、新しい社食ではタッパーに入れて持ち帰られるように配慮をされています。夫婦で働くということは、必然的に家事をする時間がないことを指します。お子さんがいるご家庭だと夕食を用意することができなくなり、毎日コンビニ弁当などを食べさせているという方も珍しくはないわけです。厚生労働省では、そういったネグレクトを未然に防止をするために労働基準法を改正されました。
内容は雇用主は労働者本人とその家族の食生活と健康を守ることと記載をしており、結果的に社食のテイクアウトが実現しました。たくさんの方が利用をしています。